日産、横浜DeNAベイスターズとスポンサーシップ締結…リーフがリリーフカーとして登板

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日産自動車、横浜DeNAベイスターズ スポンサーシップ会見
  • 日産自動車、横浜DeNAベイスターズ スポンサーシップ会見
  • 横浜DeNAベイスターズのリーフ・リリーフカー
  • 横浜DeNAベイスターズのリーフ・リリーフカー
  • 日産の看板広告(横浜スタジアム)
  • 日産の看板広告(横浜スタジアム)
  • 日産の看板広告(横浜スタジアム)
  • 横浜DeNAベイスターズの岡村信悟社長
  • 日産自動車の星野朝子専務執行役員

日産自動車と横浜DeNAベイスターズは3月28日、スポンサーシップを締結したと発表した。2017年シーズンから横浜スタジアムで電気自動車『リーフ』を新たなリリーフカーと使用することや日産の広告を掲出するのが主な内容。

横浜スタジアムではかつて『Be-1』や『エスカルゴ』などの日産車がリリーフカーとして活躍していた。今回のリーフの登板は日産車として実に19年ぶりとなる。

また横浜スタジアムのバックスクリーンの上に日産の広告が掲出されるのも、ベイスターズが日本シリーズを制した1998年以来となる。横幅27m縦2.5mの同スタジアムで最大の看板広告には『電気自動車は、技術の日産。』と記されている。さらに新設された照明塔看板のライト側に『横浜生まれ 日産リーフ』、レフト側に『一台入魂日産リーフ』の広告をそれぞれ掲出する。

両社は同日、横浜スタジアムで会見を開き、ベイスターズの岡村信悟社長は「横浜を代表する日産自動車に我々を支えて頂くことは、球団、スタジアムだけではなくてファンの皆さんも大変喜んで頂けることだと思う」とあいさつ。

また日産の星野朝子専務執行役員は「再びベイスターズに優勝して頂くために戻ってきた」とした上で、「昨年、ベイスターズは素晴らしい成績で、もう少しで日本シリーズに出られるところまできた。日産も実は昨年、電気自動車の新しい形として発売した『ノート e-POWER』、自動運転技術を搭載した『セレナ』がホームランとなり大変良い年になった。2017年度も電動化、知能化を軸に2017年度もベイスターズとともに羽ばたいていきたいと思っている」とエールを贈った。

会見にはアレックス・ラミレス監督を始め、キャプテンを務める筒香嘉智外野手、山崎康晃投手も駆けつけた。ラミレス監督は「日産は過去、我々が優勝した時もメインのスポンサーだった。そして今、またメインのスポンサーとして我々をサポートして頂ける。日産は常に横浜の企業で、そして我々も横浜の野球チーム。日産とベイスターズがひとつになって、今年は必ず優勝して日産のクルマで横浜中をパレードしたいと思っている」と抱負を語った。

また筒香外野手も「日産にサポート頂くことを本当に感謝している。僕たちは皆様のサポートがあり野球ができているので、必ず優勝して日産のクルマでパレードできるように今シーズンも精一杯頑張っていく」と応じた。

今シーズンから実際にリーフに乗って登板する場面がみられることになる山崎投手は「新しいリリーフカーが電気自動車になったことでさらに声援が聞こえるようになると思うので、より一層パフォーマンスをあげて頑張っていきたいと思う」と、新たなリリーフカーに期待を寄せた。

《小松哲也》

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