鹿児島市電に3代目の超低床電車を投入 3月30日から

鉄道 行政
鹿児島市電としては3代目となる超低床電車「ユートラムIII」。2両が導入される。
  • 鹿児島市電としては3代目となる超低床電車「ユートラムIII」。2両が導入される。

鹿児島市交通局は3月27日、「ユートラムIII」こと7500形を3月30日から鹿児島市電に投入すると発表した。

7500形は、「鹿児島市LRT整備計画」に基づいて老朽化した500形を置き換えるために導入される超低床電車で、鹿児島市電としては「ユートラムII」こと7000形以来9年ぶりの新型車となる。運転台のスペースを縮小することで客室を拡大したため、1000形初代「ユートラム」より定員が10人増加している。塗色は交通局のカラーに準じ、芝をイメージしたグリーンとイエローのツートンとなっている。

運行初日となる3月30日の時刻は、1系統が谷山13時発~騎射場~鹿児島駅前13時41分着・13時48分発~騎射場~谷山14時30分着・14時35分発~郡元南~交通局前14時48分着、2系統が鹿児島駅前13時05分発~鹿児島中央駅前~郡元13時40分着・13時46分発~鹿児島中央駅前~鹿児島駅前14時20分着・14時30分発~鹿児島中央駅前~市立病院前14時55分着。なお、2系統運行開始前の12時25分から13時05分までは車内を見学できる。

3月31日は点検のため運休となり、4月1日以降に再び運行する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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