近鉄『青の交響曲』毎日ほぼ満席…春季ケーキは「シュシュ」に

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2016年9月にデビューした近鉄南大阪線の観光特急『青の交響曲』。運行開始から今までに約4万人が利用している。
  • 2016年9月にデビューした近鉄南大阪線の観光特急『青の交響曲』。運行開始から今までに約4万人が利用している。
  • 3月13日から提供される春季オリジナルケーキ「シュシュ」。
  • 新しい鉄道グッズも販売される。画像はクリアファイルのイメージ。
  • 『青の交響曲』車内。元が通勤電車とは思えないほど大幅に改装されている。
  • 中間車はラウンジスペースになっている。
  • 車内で提供されている「季節のオリジナルケーキセット」(3月3日)。

近畿日本鉄道(近鉄)は3月10日、観光特急『青の交響曲(シンフォニー)』の車内で提供しているオリジナルケーキについて、春季オリジナルケーキ「シュシュ」の提供を始めると発表した。

車内では季節ごとに内容を変えた「季節のオリジナルケーキセット」(1100円)を販売しており、2016年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)でデザートを担当した赤崎哲朗氏がプロデュースしている。近鉄の今回の発表によると、3月13日からはオリジナルケーキ第3弾として「シュシュ」の提供を開始。「薫り高い河内ワインのムースと甘酸っぱい赤果実」を組み合わせたケーキとしている。

このほか、オリジナル鉄道グッズ2種類も3月18日から新たに発売。サクラをデザインしたクリアファイル(400円)とタオルハンカチ(500円)が車内で限定販売される。

『青の交響曲』は2016年9月に運行を開始した、近鉄南大阪線の大阪阿部野橋(大阪市阿倍野区)~吉野(奈良県吉野町)間を走る観光特急。通勤形電車の6200系を改造した16200系電車を使用している。3両編成のうち両端の2両に幅の広いデラックスシートを配置。中間の1両はラウンジになっており、バーカウンターやソファが設けられた。

運行開始から今年3月6日までに延べ約4万人が利用。原則として毎週水曜を除き1日2往復運行されているが、「毎日満席に近い状態」(広報部)が続いているという。

《草町義和》

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