【鈴鹿ファン感謝デー2017】星野一義、50年越しの夢がついに叶う…RC166でデモラン

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
鈴鹿ファン感謝デー2017
  • 鈴鹿ファン感謝デー2017
  • 鈴鹿ファン感謝デー2017
  • 鈴鹿ファン感謝デー2017
  • 鈴鹿ファン感謝デー2017
  • 星野一義氏
  • 高橋国光氏
  • 北野元氏
  • 鈴鹿ファン感謝デー2017

鈴鹿サーキットで開催中のモータースポーツファン感謝デー2017で、星野一義氏がライダーとなり、ホンダ『RC166』のデモランを披露。50年越しの夢を叶えた。

“元祖日本一速い男”として、主に4輪レースで輝かしい成績を残してきた星野だが、レースキャリアのスタートは2輪だった。中学生の頃にマン島TTで活躍するホンダのバイクに憧れ、いつかはホンダのワークスライダーになることを夢見ていたのだが、結局それは叶わなかった。

しかし、今回は鈴鹿サーキットとホンダコレクションホール等の協力もあり、50年以上持ち続けていた夢を実現する舞台が用意。マシンは6気筒エンジンを搭載し、当時も大活躍した『RC166』だ。

さらに1960年代に活躍していた高橋国光氏がホンダ『RC142』、北野元氏が『RC164』に乗り、星野氏が当時憧れた2人のライダーとともに登場。

星野氏は「当時は毎月本を買って、ホンダのRC、マン島、それ以外のことは頭に入ってこないくらいでした。あれから何十年も経って、やっと夢が叶います。ホンダさん、このチャンスをくれて、ありがとう!」とトークセッションで早くも感無量の様子だった。

そして、エンジンに火が入れられると、当時と変わらない大迫力のサウンドを披露。高橋氏、北野氏に続いて星野氏もコースイン。2人に全く引けを取らない堂々としたライディングをみせ、チェッカー後はグランドスタンドに詰めかけたファンに、拍手で迎えられた。

念願の夢が叶った星野氏は、すっかり気分はホンダのRCライダーになった気分で、「これからマン島に行ってきます!」と冗談を言うほど、彼にとっては至福の瞬間となったようだ。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集