ボッシュ、VWの排ガス問題で和解…米国

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VWのターボディーゼル「TDI」エンジン
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フォルクスワーゲンが米国で販売した一部ディーゼル車に、排ガス試験を不正に逃れる違法なソフトウエアを搭載していた問題。これに関して、ドイツに本拠を置く自動車部品最大手のボッシュが、集団訴訟での和解を発表した。

これは2月上旬、ボッシュが明らかにしたもの。「排ガス不正問題のフォルクスワーゲン車に、ボッシュがソフトウエアを供給した件で、米国で起こされていた集団訴訟が和解に達した」と公表している。

和解の内容は、ボッシュが和解金として、3億2750万ドル(約370億円)を支払うのが柱。2009‐2015年モデルのフォルクスワーゲンおよびアウディの「2.0TDI」搭載車、2009‐2016年モデルのフォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェの「3.0TDI」搭載車が対象となる。

ボッシュは、今回の和解について、「ボッシュが不正に関与したとの原告の主張を認めるものではない」とコメントしている。

《森脇稔》

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