アストンマーティン史上最もパワフルな4ドア…ラピードS[写真蔵]

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アストンマーティン ラピードS
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アストンマーティン史上、最もパワフルな4ドアモデルが『ラピードS』。搭載される6リットルV12エンジンの最高出力は558psを誇る。

そのエクステリアデザインは、ひと目でアストンマーティンと分かるスタイルを踏襲しつつも、新しいフロントグリルが備えられた。また、リア周りも変更されたことで、更にスポーティで力強さを強調している。空力に関しても改善され、高速走行時におけるリフトも抑制された。

エンジンは新開発のAM11自然吸気V型12気筒エンジンを搭載。最高出力は558ps、最大トルクは620Nmを発生する。その結果0から100km/h加速は4.9秒、最高速度は306km/hに達する。

この排気量5935ccの自然吸気V12エンジンには、アストンマーティン・レーシングがWEC GTシリーズに参戦中のレースカーの技術が反映され、性能と燃料効率の最適化が図られている。具体的には、完全CNC加工の燃焼室や、軽量の中空カムシャフトなどの採用がそれにあたる。

また、ラピードSには、第4世代に進化したアストンマーティンのハイテク技術である、アダプティブ・ダンピングシステム(ADS)が搭載された。このシステムは“ノーマル”、“スポーツ”、“トラック(サーキット)”の3つの設定があり、サスペンションセッティングを変更することが可能だ。この異なるダンピングモードの設定は、ダンパーのセッティングをドライバーの要求にきめ細かく対応させることで、「ノーマル」モードではGTカー、「スポーツ」もしくは「トラック」モードでは、よりシャープなスポーツカーに切り替わるという。

その価格は2503万4983円だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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