SGホールディングス、ベトナム大手宅配事業者を買収

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佐川急便(イメージ)
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SGホールディングスグループの海外事業統括会社SGホールディングス・グローバルは、ベトナム全土に配送ネットワークを持ち、デリバリー・ロジスティクス事業を展開するファット・ロック・エクスプレス&トレーディング・ジョイント・ストックを買収すると発表した。

SGホールディングス・グローバルは、中期経営計画(2016-2018年)で、デリバリー事業についてはローカル会社との事業提携を基盤強化の前提としている。ベトナムでは、M&A(買収・合併)を活用した自社機能強化が有効な手段と判断、買収を決定した。

ファット・ロック・エクスプレスは、スーパー、コンビニ配送などの国内デリバリー事業と、ロジスティクス事業(倉庫・店舗配送)をベトナム国内全63省で展開している。SGホールディングス・グローバルは、買収によってベトナム事業の国内ネットワークを強固なものとし、地場顧客約6000社を取り込むことで、小売向け物流ソリューション・モデルの構築など、有益なシナジーを創出する。

今回の買収によりSGホールディングス・グローバルの海外事業会社佐川急便ベトナム・SG佐川ベトナムは、ベトナムにおける国内輸送業界4位の位置付けとなる。2020年までには3位以内の事業規模への成長を目指すと同時に、ベトナム国内物流最大の課題である輸送品質について核となるドライバー品質で他社との差別化を図る。

《レスポンス編集部》

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