ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは大学教授5名を、「サステナビリティ アドバイザリー コミッティ」のメンバーに起用すると発表した。
サステナビリティ アドバイザリー コミッティは、スポーツカーメーカーのポルシェが、中期経営計画の「ストラテジー2025」の一環として、持続可能性のコンセプトを前進させ、実現することをサポートするのが狙い。
またポルシェは、株主の期待と将来的な関心のある話題を、いっそう早期に察知し、理解することを目指す。サステナビリティアドバイザリー コミッティによって、ポルシェはますます経済、社会、そして他の企業との交流を深めていく。
ポルシェにおいて持続可能性のコンセプトは、企業活動のあらゆる部分で重要となっている。例えば、ポルシェは2020年までに、初のEVスポーツカー、『ミッションE』を発売する予定。ポルシェは、異なるセグメントで3つのプラグインハイブリッド車(PHV)を揃えた最初のプレミアムブランドメーカーになる。
今回、ポルシェとこの5人の国際的に著名な専門家は、各氏の高い見識と豊かな知見を持ち寄るために、初のメンバー会議を開催。ポルシェ取締役会とも、初顔合わせを行った。
ポルシェのオリバー・ブルーメ社長は、「このような高い評価を受けている専門家の助力が得られることを、うれしく思う。こうした比類ない著名な方々は、長年培ってこられた経験によって、ポルシェの仕事を豊かなものにし、独自の視点からポルシェの行動を客観的に評価してくれるだろう」と述べている。