長野電鉄「ゆけむり」10周年で記念切符…元小田急ロマンスカー

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1000系「ゆけむり」は2006年12月に運転開始。今年12月で10周年を迎える。
  • 1000系「ゆけむり」は2006年12月に運転開始。今年12月で10周年を迎える。
  • 1000系は元小田急ロマンスカーの10000形「HiSE」。長野電鉄への導入にあたり編成を短くしている。

長野(長野市)~湯田中(長野県山ノ内町)間33.2kmの鉄道路線を運営している長野電鉄は12月9日から、1000系電車のデビュー10周年に伴い記念切符を発売する。

1000系は2006年12月に運行を開始した長野電鉄の特急形電車。小田急電鉄から譲り受けた特急ロマンスカーの10000形電車「HiSE」を改造した車両で、湯田中温泉にちなんで「ゆけむり」という愛称が付けられている。HiSEは連接構造で小田急時代は1編成が11車体12台車だったが、長野電鉄では4車体5台車に短縮して使用している。

長野電鉄の発表によると、記念切符は硬券で、長野~湯田中間の特急乗車券(D型)1枚と長野・湯田中両駅の入場券(A型)2枚のセット。発売額は1セット1600円で、500セットの限定販売になる。12月9日から長野・権堂・須坂・小布施・信州中野・湯田中各駅で発売されるほか、郵送販売も鉄道事業部運輸課で受け付ける。

《草町義和》

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