2泊3日で125万円…JR西日本『瑞風』2017年6月17日デビュー

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『瑞風』専用車両の先頭車。現在は黒のラッピングが施されていて営業開始時の姿はまだ分からない。来年6月から運行される。
  • 『瑞風』専用車両の先頭車。現在は黒のラッピングが施されていて営業開始時の姿はまだ分からない。来年6月から運行される。
  • 『瑞風』専用車両の全10両の側面イメージ。「瑞風グリーン」を基本に金色のエンブレムとラインを加える。
  • 1両1室の最上級2人用個室「ザ・スイート」のイメージ。2泊3日の9月出発分は一人あたり125万円になる。

JR西日本は11月29日、同社が準備を進めている豪華寝台列車(クルーズトレイン)『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』の運行開始日を、2017年6月17日に決めたと発表した。一人あたりの旅行代金は最大で125万円。今年12月5日から2017年6~9月出発分の申込みを受け付ける。

発表によると、JR西日本の『瑞風』ツアーデスク販売分として、2泊3日周遊の山陽・山陰コースは6月21日、7月5・12・19日、8月2・30日、9月13日発の計7回実施。1泊2日片道の山陽コースと山陰コースは6月17日から9月25日までの計16回実施する。このほか、他の旅行会社の販売分として計11回の『瑞風』ツアーが実施される。

『瑞風』の客室は、2人用個室「ロイヤルツイン」と1人用個室「ロイヤルシングル」、そして1両1室の最上級2人用個室「ザ・スイート」の3クラス。1泊2日の6~8月出発の場合、一人あたりの旅行代金はロイヤルツインが27万円、ロイヤルシングルが33万円、ザ・スイートが75万円になる。最も高いのは2泊3日(9月出発分)のザ・スイートで、一人あたり125万円だ。

ロイヤルツインとザ・スイートは2人利用、ロイヤルシングルは1人利用を基本に販売するが、エキストラベッドなどの使用によりロイヤルシングルは2人利用、ザ・スイートは4人利用までの販売も行う。

《草町義和》

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