高速道路逆走! 対策技術をNEXCO 3社が公募

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本線合流部の対策事例(関越道・高崎IC)
  • 本線合流部の対策事例(関越道・高崎IC)
  • 逆走事故の例

NEXCO東日本・中日本・西日本は、高速道路における逆走対策技術の公募を11月22日より開始した。

現在、高速道路での逆走は概ね2日に1回発生しており、正面衝突するなど悲惨な事故が後を絶たない。国土交通省では2020年までに逆走事故ゼロを目標に掲げ、その目標を達成するため、2016年3月に「高速道路での逆走対策に関するロードマップ」を策定。今後の逆走対策を過失や故意といった原因と、逆走を未然に防ぐなどの対策の方向性の組み合わせで整理し、道路側、運転者側、自動車側それぞれから、ハード・ソフト面での重層的な対策を講じていくこととしている。

今回の公募は、その取り組みの一環として、民間会社などから逆走対策技術を募集し、現場検証および評価の対象となる技術を求めるもの。応募技術の中から選定された技術は、「高速道路での逆走対策に関する有識者委員会」などと連携をとり、高速道路会社の直轄現場等において現場検証を行い、一定効果が認められた対策については、有効な対策として積極的に採用していく。

逆走対策技術は、「道路側での物理的・視覚的対策、道路側での逆走車両への注意喚起に関する技術」「道路側で逆走を発見し、その情報を収集する技術」「自動車側での逆走車両ドライバーへの注意喚起に関する技術/自動車側で逆走を発見し、その情報を収集する技術」の3つのテーマに区分し、2017年2月10日まで募集する。

《纐纈敏也@DAYS》

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