大井川鐵道、4年連続で「トーマス」運行へ

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「きかんしゃトーマス」のキャラクター「トップハム・ハット局長」(左)と「トーマス」(右)。大井川鐵道での「トーマス」運行は2017年も行われることが決まった。
  • 「きかんしゃトーマス」のキャラクター「トップハム・ハット局長」(左)と「トーマス」(右)。大井川鐵道での「トーマス」運行は2017年も行われることが決まった。
  • まず「トーマス」(左)がけん引する『きかんしゃトーマス号』が2017年6月から運行を開始。翌7月には「ジェームス」(右)けん引の『きかんしゃジェームス号』の運転も始まる。

大井川鐵道(静岡県)とソニー・クリエイティブプロダクツ(SCP)は11月7日、「きかんしゃトーマス」のキャラクターを模した蒸気機関車がけん引する『きかんしゃトーマス号』『きかんしゃジェームス号』を、2017年も運行すると発表した。4年連続で「トーマス」がアジアの鉄路を走る。

「きかんしゃトーマス」は、ウィルバート・オードリー「汽車のえほん」を原作とする英国の子供向け番組。2015年には原作出版から70周年を迎えた。主人公のタンク式蒸気機関車「トーマス」はじめ、顔と意志を持った鉄道車両が繰り広げるさまざまな出来事を描いている。

実物の蒸気機関車に「トーマス」の意匠を施して運転するイベントは、以前から英国で「Day out with Thomas」と題して実施されている。アジアでは2014年、蒸気機関車を保有する日本の大井川鐵道が「トーマス」の運行を初めて実施。翌2015年にテンダ式蒸気機関車「ジェームス」、今年はバスの「バーティー」も加わり、3年連続で運行されている。

発表によると、2017年も大井川鐵道とSCPが「きかんしゃトーマス」の権利元の承認を受けて運行することが決まった。同年6月から「トーマス」の運行を開始し、翌7月には「ジェームス」の運行も始まる予定だ。

《草町義和》

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