昭和シェル石油および出光興産は、2017年4月1日を予定日として経営統合の作業を進めていたが、経営統合時期を変更、無期延期となった。10月13日に両者が発表した。
昭和シェルと出光は、2015年11月12日付で公表した「昭和シェル石油株式会社と出光興産株式会社の経営統合に関する基本合意書締結のお知らせ」のとおり、経営統合に関する作業を進めていた。
しかし現時点において、一部ステークホルダーとの協議が進まない状況にある。このため、合併を進める環境が充分に整っていないという。
2社は、各ステークホルダーとの協議に充分な時間を確保するためには、両社臨時株主総会を経て2017年4月1日を合併の効力発生日とすること、および、変更後の合併時期を現時点で明示することは適切ではないと判断した。
統合会社発足日は、変更後の時期が明確になり次第、発表するとしている。