【国際航空宇宙展16】屋内に実機がドーン! 最新国産ヘリを間近に

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川崎重工業(2016年国際航空宇宙展、10月12~15日開催)
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川崎重工業は、国産ヘリコプターの最新モデル「BK117 D-2」実機や、航空機用エンジンのカットモデル、固定翼哨戒機「P-1」、輸送機「C-2」の展示模型などを国際航空宇宙展に展示。ブースでは、国産新型ヘリの前で、記念撮影する来場者の姿もあった。

BK117 D-2 は、川重と欧州エアバス・ヘリコプターズ社(旧メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム社)が共同開発し、国産ヘリ初の型式証明を取得した中型双発機。先代となる「C-2」からの観音開きカーゴドア、400万飛行時間超の運用実績のあるローター駆動系統などを継承し、飛行性能・安全性を向上させたモデル。

展示されていた BK117 D-2 は、人員輸送を想定した座席レイアウト(スタンダード配置)で、操縦席の後ろに3列(後ろ向き)、間に通路つ2列、最後部に3列の8席が設置されていた。「開発から製造、販売まで一貫して行う国内メーカーは川崎重工だけ」と同社。

「機体の製造拠点、部品供給基地である岐阜工場から、24時間以内に部品を発送する体制を整え、整備士による定期巡回サービスも実施。緊急時などのアフターサービスも強化している」

また、同社ブースでは、回転翼の下につくギアボックス「MD900トランスミッション」のカットモデルや、輸送機「C-2」の模型にも注目が集まっていた。C-2模型は、機体の一部がクリア部材で中が見えるようになっていて、重機が2台収まる姿を紹介していた。

《レスポンス編集部》

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