【グッドイヤー ベクター4シーズンズ】性格はサマーとスタッドレスの中間、耐久性はサマータイヤ並み

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グッドイヤー ベクター4シーズンズハイブリッド
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日本グッドイヤーはオールシーズンタイヤ、『ベクター4シーズンズハイブリッド』の取り扱いサイズを大幅に拡大した。同社は1977年にオールシーズンタイヤを他に先駆けて発売した自負をもとに、「グッドイヤーといえばオールシーズンタイヤ。オールシーズンタイヤといえばグッドイヤー」と認めてもらえるように取り組んでいくという。

日本グッドイヤー代表取締役社長の金原雄次郎氏は、「現在取り扱い店舗数の拡大のための営業活動とともに、ユーザー向けに様々なメディアを通じてベクターの良さを伝えるためのコミュニケーション活動を行っている」と述べる。それにより、同社は日本市場にオールシーズンタイヤという選択肢を提案することで、「より多くのユーザーに、よりアクティブに、より安全に、より経済的にドライブを楽しんでもらいたいと思っている」と話す。そして、「グッドイヤーといえばオールシーズンタイヤ。オールシーズンタイヤといえばグッドイヤーと認めてもらえるように取り組んでいく」とした。

スタッドレスとサマータイヤの良いとこ取りという位置づけのベクターだが、その耐久性はどうか。日本グッドイヤーマーケティング本部マーケティング担当部長の中村裕氏は、「オールウエザーシリカコンパウンドを使うことで、スタッドレスのような柔らかなブロックパターンにせずとも、低温下でもしっかりグリップを発揮する。また、剛性感も保っているので、柔らかさによるスタッドレスのような摩耗はない」と明言。また、スピードレンジもQ(160km/h)ではなく、S(180km/h)やH(210km/h)クラスにアップしている。

つまり、「性格はサマーとスタッドレスの間で、摩耗、耐久性はサマーに近い状況だ」と中村氏。「雪道などで使えるタイヤ、イコール早く減りそうだというイメージとは違う」と高い耐久性を強調した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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