米国IIHS(道路安全保険協会)は9月30日、新型メルセデスベンツ『Cクラス』の衝突安全テストの結果を発表した。最高評価の「トップセーフティピック+」に認定している。
IIHSの「トップセーフティピック」の認定を受けるには、前面衝突、側面衝突、追突想定、スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)の各耐衝撃性能試験の全てで、最高の「GOOD」評価となるのが条件。また、前面衝突予防評価で、「ベーシック」を獲得することも求められる。
さらに上の「トップセーフティピック+」と認定されるには、トップセーフティピックの耐衝撃性能試験での最高評価とともに、前面衝突予防評価において3段階評価で2番目の「アドバンスド」、最高評価の「スーペリア」のいずれかが必要となる。
今回、新型『Cクラス セダン』は、IIHSから最高評価の2016トップセーフティピック+に指定された。各衝突テストで最高の「GOOD」評価を獲得。前面衝突予防評価においても、最高評価の「スーペリア」と認定された。
IIHSは、「新型Cクラスはスモールオーバーラップ衝突テストにおいて、乗員に充分な生存空間を残した。先代から、大きく進化している」とコメントしている。