航空機メーカーのエアバスは9月6日、ベトナムの格安航空会社・ベトジェットから『A321』型機20機を正式に受注した。
エアバスのファブリス・ブレジエ最高経営責任者(CEO)とベトジェットのグエン・ティ・フォン・タオCEOは6日、「A321ceo」型機10機と「A321neo」型機10機の購入契約に調印した。ハノイで行われた調印式にはベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席、同国を訪問していたフランスのフランソワ・オランド大統領が立ち会った。
A321型機の購入契約に加え、エアバスとベトジェットは飛行・整備訓練サービス供給に関する契約も正式に結んだ。ベトジェットの新施設には運航乗務員訓練用のA320型機フルフライト・シミュレーターが設置され、整備士訓練用の記憶媒体・ソフトウェアが供給される。
エアバスがベトジェットから受注した機材の総数は、A320型機54機とA321型機65機、計119機に上る。8月31日時点でA320ceo型機12機、A321ceo型機7機をベトジェットに直接納入済み。
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