JR東日本は9月6日、訪日客の取り込みを目指した簡易宿泊施設「Train Hostel 北斗星」を総武本線の馬喰町駅(東京都中央区)近くに設けると発表した。12月中旬のオープンを予定している。
発表によると、ジェイアール東日本都市開発が開発し、千葉県などで宿泊事業を展開しているR.project社が運営。馬喰町駅付近にある地上7階建ての既存ビルを取得し、6階までを簡易宿所に用途変更した。
客室は2段ベッドタイプと個室タイプの2種類で、料金は1泊2500~4000円。上野~札幌間の寝台特急『北斗星』(2015年廃止)の寝台客車で使われていた部品を再利用し、「限られたスペースで細部にまでこだわった寝台列車の空間づくり」を取り入れるという。また、全てのスタッフが英語で案内できるようにするなど、訪日外国人旅行者に対応する。