トヨタ自動車は8月4日、2016年度第1四半期(4~6月)の世界新車販売の結果を発表した。ダイハツと日野を含めたグループ全体の総販売台数は、252万9000台。前年同期比は1%増だった。
市場別の実績では、最大市場の北米が71万5000台。前年同期比は2%のマイナスだった。米国では、ガソリン価格の下落により、SUVの販売が好調。乗用車は苦戦している。
アジアは38万4000台を販売。前年同期比は17%増と、2桁増を達成する。日本国内は51万1000台。前年同期比は8.7%の伸び。
欧州は22万2000台。前年同期に対して、7.7%増と堅調だった。この他、中近東が22.2%減の13万台、中南米が3%増の10万1000台、オセアニアが3.2%増の6万4000台、アフリカは17.3%減の4万3000台。
トヨタの2015年度の世界新車販売は、ダイハツと日野を含めて、1009万4000台だった。