【グッドウッド16】メルセデスAMG GT に最強「R」…585馬力ツインターボ

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メルセデスAMG GT R
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メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスAMGは6月24日、英国で開催中の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、『メルセデスAMG GT R』を初公開した。

メルセデスAMG GT Rは新型スポーツカー、『メルセデスAMG GT』の頂点に立つ最強グレード。ベース車両のメルセデスAMG GTの「S」グレードでは、直噴4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、最大出力510hp/6250rpm、最大トルク66.3kgm/1750-4750rpmを発生する。動力性能は、0-100km/h加速が3.8秒、最高速は310km/h。

これに対して、「R」の名前を冠して登場したメルセデスAMG GT Rでは、ブースト圧を変更した新しいターボチャージャーの採用をはじめ、吸排気系やエンジンコンピュータなどをチューニング。最大出力は585hp/6250rpm、最大トルクは71.4gm/1900-5500rpmを獲得した。これは、『メルセデスAMG GT S』と比較すると、75hp、5.1kgm強化されたことになる。

パワフルに進化したエンジンに合わせて、サスペンションやブレーキを強化。新開発のアクティブエアロなど、エアロダイナミクス性能も引き上げられた。フロントグリルは、レーシングカーの『メルセデスAMG GT3』と共通イメージの縦基調とするなど、迫力を増している。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトDCT 7。メルセデスAMG GT Rの動力性能は、0-100km/h加速が3.6秒、最高速が318km/h。メルセデスAMG GT Sと比較すると、0-100km/h加速は0.2秒短縮。最高速は8km/h上回った。

《森脇稔》

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