JR北海道、留萌線の記念切符を発売…12月にも一部廃止

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「硬券入場券セット」のイメージ。10枚セットでの販売になる。
  • 「硬券入場券セット」のイメージ。10枚セットでの販売になる。
  • 「普通乗車券(常備券)」のイメージ。2枚同時に購入した場合に限り画像の台紙も付く。

JR北海道の旭川支社は6月8日、留萌本線留萌(北海道留萌市)~増毛(増毛町)間の記念切符を発売すると発表した。6月10日の8時から留萌駅と深川駅(深川市)で販売する。

発売されるのは「留萌本線 留萠駅~増毛駅 硬券入場券セット」と「留萌本線 普通乗車券(常備券)」。硬券入場券セットは留萌~増毛間9駅の普通入場券と増毛駅記念入場券の10枚セットで、発売額は1700円になる。

普通乗車券(常備券)は、留萌駅から増毛駅までの片道乗車券(360円)と、深川駅から増毛駅までの片道乗車券(1450円)の2種類を発売。子供用は半額(10円未満切り捨て)で販売される。2種類を同時に購入した場合は専用台紙がプレゼントされる。

留萌本線は、深川~留萌~増毛間の66.8kmを結ぶ鉄道路線。このうち留萌~増毛間の16.7kmは利用者が極度に少なく、1日の平均通過人員(旅客輸送密度)は2014年度で39人だった。このため、JR北海道は同区間の廃止を計画。沿線自治体も廃止に同意しており、早ければ12月5日付(12月4日限り)で廃止される見込みだ。

《草町義和》

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