カーブ・デイ恒例のタグホイヤー ピット・ストップ・コンペティションに今年も佐藤琢磨とA.J.フォイト・エンタープライゼスが挑戦した。
琢磨が一回戦で対戦した相手はミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)だった。まだ一度も勝ち星を挙げたことのない琢磨は今年もこのロシア人ドライバーに敗れてしまった。
一方、琢磨を破ったアレシンはというと3連勝でエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)との決勝戦まで進んだ。アレシンはそこまでの3戦すべてがタイヤラバーのよく乗ったインサイドのレーンだったことが勝因だったようだ。
それでは琢磨の敗北も仕方ないといったところか。
アレシンは初めてアウトサイドを走った決勝では運を味方にできず、カストロネベスの前に散った。勝ったカストロネベスはなんとキャリア8回目の優勝となった。
優勝賞金の5万ドルはもはやペンスキーのクルーたちにとっては予定通りのボーナスなのだろう。