【ロールスロイス レイス ブラックバッジ】カーボンとアルミは内外装共通のテーマ

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ロールスロイス レイス ブラックバッジ
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ロールス・ロイス・モーター・カーズから発表された『レイス ブラックバッジ』は、エキサイティングで大胆なクルマを求めている人に相応しい1台だという。

そう話すのは同社アジア太平洋プロダクトアンドオペレーションズマネージャーのスヴェン・グルンヴァルト氏だ。そのエクステリアは「ダークトーンで全体を大胆に仕上げ、グリルやバッジ、そしてスピリットオブエクスタシーにも初めてブラッククロムを施した」という。

また4年かけて開発された21インチのホイールは「目を見張るだけではなく、我々の最先端テクノロジーの集約だ」とグルンヴァルト氏。具体的には、22層のカーボンファイバーレイヤーが3軸方向に重ねられ、ホイールリムの外側で折り返し、レイヤーを 44層にして強度を確保。更に、航空機グレードのアルミニウム合金を鍛造して成形した立体構造のハブがあり、これはリムに宇宙機器用の高強度チタンファスナーを使って結合されている。その結果、「ブラックバッジは驚くべきパフォーマンスを路上で発揮する」という。

また、このアルミニウムを織り込んだカーボンファイバーをダッシュボード、センターコンソール、ドアの内装にも施すことで、「エクステリアとインテリアに共通したテーマを持たせている」と述べる。

そして、「目を見張るのはダイナミックな見た目だけではなく、運転した時も同じだ」とグルンヴァルト氏。「よりスポーティなエアサスペンション、ダイレクトなステアリング、パワーとトルクが向上したことによるレスポンスの高さなどにより、信号待ちの後の発進が、楽しみになる性能を持ち合わせている」と語った。

エンジン性能はレイスと同様のパワー(632ps)ながら、トルクは870Nmと70Nmアップ。それに伴い。フロントブレーキディスク径を1インチ大きくすることで、ストッピングパワーも向上させている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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