ロードスター パーティレースIII、東日本シリーズが開幕

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ロードスター パーティレースIII 東日本シリーズ開幕戦
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ナンバー付きのマツダ ロードスター NR-Aによるワンメイクレース「ロードスター・パーティレースIII」の東日本シリーズが5月5日、筑波サーキットで開幕した。

ロードスター・パーティレースは2002年のこどもの日に初開催。当時は先々代のNB型だったが、今年からはND型を新たな主役に迎えて「III」に進化。第1レースはNDシリーズと同クラブマン、第2レースは先代NCと先々代NBのシリーズという組み合わせとなった。

第1レースの予選では、寺田陽次郎氏率いるチーム・テラモスの#12梅田剛選手が1分9秒247をマーク。2番手の#159石川琢也選手に1秒以上の大差をつけた。また総合3番手にはNDクラブマンでエントリーした#127黒滝真輔選手、4番手に#122八田新一選手という初参戦の2名が続いた。

梅田選手はルーキーだった昨年のNCシリーズ、最終戦の残り2周までチャンピオンの座に王手をかけていながら、惜しくも2位に終わった。今季はそのリベンジを誓って、NDに乗り換えての参戦だ。黒滝選手は本レースで活躍が目立つYRCグループの新星。八田選手は富士スピードウェイのN1やNゼロで何度もチャンピオンに輝いた伝説のロードスター使い。多士済々のメンバーで、今年も大いに盛り上がる予感が十分だ。

一方、第2レースの予選は混戦模様になった。NCシリーズのポールシッターはSUGOの北日本シリーズ開幕戦のウイナー#54小松寛子選手で1分8秒639。これに僅差で続くのが1分8秒662の#74辻かずんど選手。エアコン作動でのアタックでこのタイムを叩きだした。3月の富士の模擬戦で優勝した#71登坂紀選手は1分8秒941で3番手につけている。

NBシリーズはベテランの#96小森晴夫選手が1分12秒058で久しぶりのポール。昨年のシリーズを最後まで争って同ポイント決着となった#49岡本勇一選手と#165岡澤清英選手が、それぞれ1分12秒236と1分12秒262で続き、こちらも最後まで目が離せない戦いになる。

12時からのオープニングセレモニーに引き続き、15周で争うNDシリーズと同クラブマンの決勝がスタート。梅田選手は絶妙のクラッチミートで後続を引き離しにかかり、2番手の石川選手は一人旅状態となる。総合3番手の黒滝選手は、1周目の第2ヘアピン立ち上がりで痛恨のシフトミス。一気に4台に抜かれてしまう。NDシリーズは梅田選手、同クラブマンは黒滝選手が優勝を飾った。

NCシリーズは、後半勝負にも備えていた辻選手が昨年9月のNC1クラス以来の優勝。富士ロードスターカップでで2年連続王者の登坂選手だが、前半勝負のセッティングということもあり逆転はかなわなかった。そして3位には、13周目の第2ヘアピン立ち上がりで小谷選手を抜き返した小松選手が入った。

NBシリーズはポールの小森選手を、序盤は岡本選手、中盤からは岡澤選手が終始激しく追い詰める展開に。それでも小森選手がしぶとく逃げ切って見事に初優勝を飾った。なお小森選手は61歳。パーティレース史上最年長の優勝記録を更新し、シリーズ争いも面白くなった。

他地区同様、年間4戦で争われる東日本シリーズだが、第2戦は約2週間後の5月22日に開催される。この短いインターバルでの調整に各選手がどう対応してくるかも、勝負を決めるポイントとなる。

《纐纈敏也@DAYS》

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