フォルクスワーゲンの新型EV、2019年までに発売へ

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フォルクスワーゲン BUDD-e
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2015年9月に発覚した排ガス不正問題以降、パワートレインの電動化を進めているフォルクスワーゲングループ。同社のトップが、新型EVの発売時期を示した。

これは4月28日、フォルクスワーゲングループがドイツ・ウォルフスブルグで開催した年次決算会見の場で明らかにしたもの。同社のマティアス・ミュラーCEOは、「MEBに基づいて設計された最初の車が、2010年代末には街で見られるようになるだろう」と述べている。

MEBとは、EVのための基本アーキテクチャー。フォルクスワーゲングループは「eモビリティ」の推進に力を入れている。同社は排ガス不正問題が起きて以降、パワートレインのEVやプラグインハイブリッド車(PHV)へのシフトを早める戦略を掲げてきた。

フォルクスワーゲングループは現在、製品ラインアップ中に、EVとPHVを合わせて9モデル展開。2020年までには、さらに20車種を追加する予定。

ミュラーCEOは、「EVをフォルクスワーゲンの新しい代名詞の一つにしようと考えている」とコメントしている。

《森脇稔》

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