豊田合成、売上高は過去最高も為替差損の影響で経常減益…2016年3月期決算

自動車 ビジネス 企業動向
豊田合成 本社 アイコン
  • 豊田合成 本社 アイコン

豊田合成が発表した2016年3月期の連結決算は、為替差損の影響で経常利益が前年同期比5.3%減の414億9000万円と小幅減益となった。

売上高は同7.4%増の7818億8600万円と過去最高だった。北米の自動車生産台数が増加したのに加え円安による為替換算の効果で自動車部品事業が増収となったため。

営業利益は、新製品の生産準備費用や開発費の増加による固定費増加や、欧州での立ち上げ費用の増加があったものの、増収効果や合理化などの効果で同2.9%増の428億2400万円となった。当期純利益は同4.3%減の202億5500万円と減益だった。

通期業績見通しは、売上高は同9.2%減の7100億円と減収となる見込み。営業利益は同15.9%減の360億円、経常利益が同13.2%減の360億円、当期純利益が同1.3%減の200億円を予想する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集