4月14日、最大震度7の強い揺れを観測した熊本地震。この地震が、米国の自動車最大手、GMの生産にも影響を与えている。
これは4月22日、GMが明らかにしたもの。同社は、「熊本地震による部品供給の影響を軽減するため、生産計画を調整する」と発表している。
生産調整を実施するのは、米国テネシー州スプリングヒル、オハイオ州ローズタウン、カンザス州フェアファックス、カナダのオシャワの4工場。
これら4工場では4月25日から2週間、減産体制を敷く。
なおGMは、「今回の生産調整が、2016年通年の北米生産計画や決算に、大きな影響は出ないだろう」と説明している。