クラシックカーが早春の日光を駆ける…27thマロニエランミーティング開催

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マロニエランin日光をスタートするアルファロメオ ジュリア1300GTA
  • マロニエランin日光をスタートするアルファロメオ ジュリア1300GTA
  • ジムカーナをスタートするジャガー CタイプRep
  • ジムカーナ中のロータス エリート
  • ジムカーナ中のアルファロメオスパイダーヴェローチェ
  • ジムカーナ中のメルセデスベンツ 190C
  • ジムカーナのゴール直前のMG B
  • ジムカーナのゴールに駆け込むホンダ S800クーペ
  • バンデンプラ プリンセス1300

4月23日から24日にかけて開催される「27thマロニエランミーティングin日光」が開幕した。主催はマロニエラン実行委員会。

毎年4月下旬に開催されるこの老舗クラシックカーイベントは、栃木方面のクラシックカーをメインに扱うワークショップとそこに集うオーナーたちが、自分たちで楽しめるイベントを開催しようということがきっかけで始まった。それから27年、いまだにそのコンセプトは変わらず、ボランティアの人々の手で毎年開催されている。大きく変化はないものの、それが安心感につながり、多くのエントラントがリピーターである。更に、一度も欠席せずに参加している参加者が3名もいることは驚くほかない。

参加資格は1975年までに生産が開始されたスポーツタイプのクルマで、今年も50台弱がエントリー。コースも大きく変化することはなく、日光霧降アイスアリーナ(栃木県日光市)に集合の後、そこでジムカーナを3本走り、その後大笹牧場(栃木県日光市)まで往復し昼食。再度霧降アイスアリーナで競技の後、いろは坂を超え湯ノ湖の湯本を経由して宿泊場所である中禅寺金谷ホテル(栃木県日光市)へゴールする80km強で、快晴の中、エントラントは早春の日光周辺を駆け巡った。

徐々にではあるが、参加するナビゲーターに変化が見られることに気づいた。これまでは奥様か同世代の友人同士での参加が多かったが、徐々にではあるが子供や若い世代の友人へ世代交代がなされつつあるのだ。こうして少しずつ、次の世代へクラシックカーの文化が受け継がれていくのだろう。

24日は朝からホテル駐車場にてコンクールデレガンスを開催。お昼に表彰式とファイナルパーティが行われ。閉幕となる予定だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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