豊田合成は現地時間4月13日、ブラジルの生産子会社GDBRインダストリアコメルシオの開所式を実施した。
GDBRは、自動車生産が拡大し需要が見込まれる南米地域において、オートモーティブシーリング製品、セーフティシステム製品および内外装部品を供給することをねらいに設立。同社にとって、南米地域およびブラジルにおいて初の生産拠点となる。
開所式で荒島正会長は「豊田合成グループにとってGDBRは南米初の生産拠点であり、その稼動開始は記念すべき節目となる。長期的に成長が期待されるブラジル市場において、更なる現地化を図ることで成長を目指したい」と抱負を述べた。
豊田合成はブラジルでGDBRの他にも、2015年11月に自動車用樹脂部品を生産するペクバル社に資本参加しており、2拠点体制でカーメーカーへ製品を提供。今後もグローバルで最適な生産・納入ができる体制を整えていく。