トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売が3月23日、米国で開幕したニューヨークモーターショー16で初公開した『ハイランダー』の2017年モデル。同車にスポーティグレードが設定された。
初代ハイランダーは、2000年に発売。日本では『クルーガー』を名乗っていた。2代目ハイランダーは、2007年2月のシカゴモーターショーで発表。現行ハイランダーは3代目で、2013年4月、ニューヨークモーターショー13で発表。初代、2代目と同じく、『カムリ』のプラットホームをベースにした中型SUV。
この現行ハイランダーがデビューから3年を経て、ニューヨークモーターショー16では、初の大幅改良を受けた2017年モデルを発表。フロントのフェイスリフトや装備の充実、新開発パワートレインの採用などが行われた。
この2017年モデルに初設定されたのが、「SE」グレード。他の米国向け一部トヨタ車に用意されているスポーティグレードのSEが、ハイラインダーにも拡大展開された。
SEグレードでは、サスペンションをスポーティな方向へチューニング。19インチの専用アルミホイールを装着した。フロントグリルやヘッドライト周り、ルーフレールはブラック仕上げ。室内では、シルバーのステッチ入りのブラックレザーシートが選択できる。