ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツの商用車部門は3月15日、商用車『スプリンター』の累計販売台数が300万台に到達した、と発表した。
スプリンターは、メルセデスベンツの主力商用車のひとつ。初代モデルは1995年に発売され、大型バンのセグメントの草分け的存在になった。
現在では、世界130か国以上へ投入。一部の国では、大型バンの市場を牽引している。2015年は、全世界で過去最高の19万4200台を販売。累計販売300万台は、初代から数えて、およそ20年で達成した記録となる。
なお、累計販売300万目のスプリンターは、メルセデスベンツ商用車部門と協力関係にあるコーチビルダー、「Hymer」が高級キャンピングカーに仕立てる予定。
メルセデスベンツ商用車部門のフォルカー・モンヒンヴェック代表は、「スプリンターが20年間で300万台を販売したのは、大きな成功の証」と語っている。