インテックス大阪にて第32回大阪モーターサイクルショーが3月19日に開幕。21日まで開催されている。
ホンダブースでは『シティ アドベンチャー コンセプト』が展示されている。「市街地におけるライディングに、アドベンチャーのスピリットを取り入れた新しいアドベンチャーコンセプトモデル」とのことだが、その車体はアンダーボーンフレームを骨格にしたスクータータイプ。
シティコミューターでありながらも、ハンドガードやブロックパターンの前後タイヤ、ストロークの長い倒立式フロントフォークなど、冒険心を感じるモデルとなっている。
見たところ、ベースはNC750シリーズ。つまりインテグラと同様の排気量745ccの並列2気筒エンジンが搭載されている模様。昨秋のEICMA(ミラノショー)で世界初披露されており、公開と同時にバイクファンの間で話題を集めた。近未来的なスタイルも含め、ここ大阪でも熱視線を浴びている。
その隣には、ダカール・ラリー参戦マシンである『CRF450 ラリー』かと思いきや、これはCRF250Lをベースにした参考出品車『CRF250 ラリー プロトタイプ』。過酷なラリーマシンのイメージを随所に採り入れ、CRF250Lが大変身したモデルだ。
CRF250 ラリーは昨年も展示され、大きな反響があった。今回の出展は、その完成度の高さからも市販化を感じずにはいられない。
また、『CRF1000L アフリカツイン』にビッグタンクなどを装着した『アフリカツイン アドベンチャースポーツコンセプト』もディスプレイ。ホンダブースはアドベンチャーイメージもタップリで、オフロード好きにもたまらない内容となっている。