日産の米国販売、10.5%増の13万台…2月の新記録

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日産 マキシマ 新型
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日産自動車の米国法人、北米日産は3月1日、2月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、2月の新記録となる13万0911台。前年同月比は10.5%増と、6か月連続で前年実績を上回った。

日産ブランドは2月の新記録の12万0540台で、前年同月比は12.9%増と、6か月連続で増加。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が、2万8320台。前年同月比は0.5%減と、5か月連続のマイナスとなった。『セントラ』は2万0599台を販売。前年同月比は34.2%増と、6か月連続で増加した。『ヴァーサ』は1万2249台で、前年同月比は2.9%増と、2か月ぶりに増加。2015年6月に新型を投入した『マキシマ』は、前年実績の2.3倍の5222台と、5か月連続のプラス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(『エクストレイル』の兄弟車)が、2月の新記録の2万1561台を販売。前年同月比は0.7%増と、19か月連続で増加した。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、11.9%増の6834台と2か月連続で増加。新型を投入した『ムラーノ』は、85.9%増の7445台と好調が続く。

インフィニティブランドは、前年同月比11%減の1万0371台と、2か月連続で減少。主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)は3364台を売り上げ、前年同月比は7.8%減と、2か月連続のマイナス。SUVの『QX60』も、前年同月比8.5%減の2730台と、2か月連続で減少した。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、改良新型モデル投入の効果で、前年実績のおよそ8倍の1396台と大幅増。

日産自動車の2015年米国新車販売は、前年比7.1%増の148万4918台。新記録を打ち立てている。

《森脇稔》

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