フォルクスワーゲングループに属し、スペインに本拠を置くセアトは2月10日、新型車の『アテカ』の概要を明らかにした。実車は3月1日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー16で初公開される。
アテカは、セアト初の市販SUV。セアトは2015年春、ジュネーブモーターショー15にコンセプトカーの『20V20』を出品。アテカは、このコンセプトカーの市販版。世界的に需要が増している小型SUV市場に、セアトも参入する。
アテカの開発は、セアトのスペイン・マートレルのテクニカルセンターが担当。セアトの最新デザイン言語を反映させた。オプションで、フルLEDヘッドライトが選択できる。
アテカの全長は4360mm。室内空間の広さは、クラス最高を標榜する。トランク容量は、4WD車が485リットル、FF車が510リットルを確保した。
パワートレインは、ガソリンとディーゼル。中でも、ガソリンエンジンには、直噴1.4リットル直列4気筒ターボ「TSI」を用意。最大出力は150ps。気筒休止システムを採用している。