上質なクロームでドレスアップされたロー&ロングの車体に、空冷Vツインエンジンを搭載するヤマハのクルーザーモデル『XVS400 ドラッグスター』と『XVS400C ドラッグスタークラシック』が新車体色を採用し、3月1日から発売される。
「ブルーイッシュホワイトパール1」とネーミングされた白のニューカラーは、ドラッグスターシリーズの誕生20周年を記念したもので、フレアパターンを織り込んだ新グラフィックを燃料タンクにあしらい、「DRAG STAR」のゴールドロゴがアクセントとなっているのが特徴。USストリートイメージを表現したという。
実車を見てわかるのは、じつに滑らかな表面仕上げということ。これは起伏がほとんど発生しない水圧転写によるものだ。
ハイクオリティなパーツで構成される車体に変更はない。ドラッグスターシリーズ共通のローダウンフォルムに、太く頼もしいインチハンドルバー、タンクコンソールに埋め込まれるメーター、バターナイフ型のサイドスタンド、クロススポーク仕様のホイールなどを装備。カスタムテイストにあふれる装備の数々だ。
フラットなトルク特性でありながら力強い低中速パワーを持つ70度Vツインは、心地よい鼓動感をライダーに感じさせ、クルージングでのゆったりとした走行フィールをもたらす。メンテナンスの省力化が魅力のシャフトドライブ機構も、乗り心地の良さに貢献している。
XVS400C ドラッグスタークラシックは、その名のとおりクラシカルなフォルムを追求した仕様。ディープフェンダーをはじめ、随所にクロームメッキパーツを多用し、「Classic」のエンブレムが誇らしげに輝く。クラスを超えた存在感を誇るのみならず、イモビライザー(盗難抑止装置)を標準装備した。
ホイールサイズはXVS400 ドラッグスターがフロント19、リア15インチなのに対し、クラシックはフロントを16インチ化。XVS400 ドラッグスターは78万1920円、XVS400C ドラッグスタークラシックは82万2960円となっている。