米国のタイヤ製造大手、グッドイヤー・タイヤ&ラバー(以下、グッドイヤー)は2月9日、2015年通期(1‐12月)の決算を開示した。
同社の発表によると、売上高は、164億4300万ドル(約1兆8653億円)。前年の181億3800万ドルに対して、9.4%の減収となった。これは、為替相場の影響による部分が大きいという。
また、2015年通期のセグメント営業利益は、20億2200万ドル(約2294億円)。前年の17億1200万ドルに対して、18.1%の増益となっている。
2015年の年間タイヤ販売は、1億6620万本。前年比は3%増だった。交換用タイヤの出荷は、前年比2%増。自動車メーカーへの納入は、前年に対して3%増えた。
グッドイヤーのリチャード・J・クレーマー会長兼CEOは、「セグメント営業利益が20億ドルを突破したのは、117年の歴史で初めて」と語っている。