イオンモールは、ETC車載器の認証機能を活用した搬入車両管理システムを豊田通商と共同開発し、愛知県常滑市の「イオンモール常滑」に商業施設として初導入すると発表した。
同システムは、ゲート付近に設置したDSRC路側アンテナによって、ETC車載器が持つ固有番号で車両を識別。事前登録した業務用車両のみをハンズフリーで入出庫できるようにする。イオンモール常滑では、来店する一般車両と業務車両がともに入退場する出入り口ゲート18か所すべてに設置。業務用車両の入退場をスムーズにすることで、施設周辺の道路混雑緩和に寄与する。
今後イオンモールと豊田通商は、共同でETCを使った駐車場のハンズフリー利用サービスや近隣の高速道路や空港施設とのサービスの連携など、駐車場での様々なサービス利用を見込んだ実証実験を行うことで、さらなる利便性向上に取り組んでいく。