ホンダは2月5日、タカタ製エアバッグのインフレーターの不具合を原因とするリコール(回収・無償修理)を国土交通省にを届け出た。
対象となるのは、『フィット』『フィット シャトル』『フィット EV』『シビック』『シビック ハイブリッド』『エディックス』『インサイト』『インサイト エクスクルーシブ』『レジェンド』『ストリーム』『ゼスト』『ゼスト スパーク』『FCXクラリティ』の13車種、2004年6月18日から2015年3月11日に製造された計44万2997台にのぼる。
特定タイプの運転者席側SRSエアバッグのインフレータ(膨張装置)において、原因は判明していないが、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあることから、全車両、予防的措置として、当該インフレータを交換する。
全車両、予防的措置として、運転者席側SRS用エアバッグインフレータを交換用部品が準備できた段階で、年式の古いものから代替品と順次交換、回収して原因調査を実施する。
ホンダは、予防的措置の内容について、ダイレクトメール等で通知し、交換部品の準備ができた段階で、6月上旬から順次、改めて通知する。