資源エネルギー庁が発表した12月の石油統計速報によると、燃料油の国内販売は前年同月比6.3%減の1764万キロリットルと3か月連続で前年を下回った。
油種別にみると、ナフサとジェット燃料油が前年を上回ったものの、ガソリン、灯油、軽油、A重油、B・C重油がマイナスだった。
燃料油の生産は同2.1%減の1639万キロリットルと4カ月連続マイナスとなった。油種別では、ナフサ、ジェット燃料とB・C重油が前年を上回ったが、ガソリン、灯油、軽油とA重油が前年を下回った。
燃料油の輸入は同1.5%減の331万キロリットルと2か月連続して前年を下回った。輸出は同3.2%増の253万キロリットルと9か月連続で前年を上回った。
燃料油の在庫は1050万キロリットル、同2.9%減と5か月連続で前年を下回った。油種別にみるとガソリン、ジェット燃料油、A重油が前年を上回ったが、ナフサ、灯油、軽油とB・C重油がマイナスだった。
一方、12月の原油輸入量は同1.3%減の1729万キロリットルと前年を下回った。