日本自動車工業会が発表した2015年(1-12月)の自動車輸出実績によると、四輪車の輸出台数は前年比2.5%増の457万8078台となり、3年ぶりの増加となった。
車種別では乗用車が同3.5%増の397万0003台、トラックは同4.4%減の46万6776台、バスは同0.2%減の14万1299台だった。
そのうち、ノックダウン方式の輸出は、乗用車が同32.7%減の11万4309台、トラックが同4.4%減の19万0158台、バスが同8.6%減の2万7840台で、合計は同21.1%減の33万2307台となった。
車種別の構成比は、乗用車86.7%(前年比0.8ポイント増)、トラック10.2%(同0.7ポイント減)、バス3.1%(同0.1ポイント減)となった。生産に占める輸出の割合は49.3%(同3.6ポイント増)となった。
市場別では、最大輸出地域の北米が前年比5.2%増の174万9208台と順調に数字を伸ばした。欧州は同0.9%減の73万5518台、アジアは同5.5%減の52万9291台とやや落ち込んだが、中近東は同9.5%増の68万4886台、大洋州が同4.1%増の39万0891台、中米が同21.4%増の17万4670台と順調だった。