韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は1月26日、2015年通期の連結決算(傘下のキアモーターズを含む)を公表した。
同社の発表によると、売上高は91兆9600億ウォン(約9兆0553億円)。前年の89兆2600億ウォンに対して、3%増えた。
一方、純利益は6兆5100億ウォン(約6410億円)。前年の7兆6500億ウォンに対して15%減と、3年連続の減益となっている。
2015年のヒュンダイ単体の世界新車販売は、496万4837台。前年比は、ほぼ横ばいだった。海外では2015年、425万0716台を販売。前年比は0.6%減とマイナスに転じた。地元韓国では、71万4121台を売り上げ、前年比は4.2%増と、プラスを保つ。
ヒュンダイは、2015年通期決算が減益となった要因について、「為替相場や主要市場での販売競争の激化、自動車事業以外の収益性の悪化によるもの」と説明している。