大規模なリコール(回収・無償修理)が発表された2015年の米国。年間でのリコール台数が、過去最高となったことが分かった。
これは1月21日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。2015年の米国での自動車のリコール台数が、過去最高の5125万台だった」と公表している。
NHTSAによると、5125万台のリコール台数は、前年比0.5%増。2年連続で記録を更新したという。
また、リコールの総件数は、868件。前年比は11.4%増と、2桁の伸び率で増えている。
NHTSAによると、過去最高のリコールとなった要因のひとつが、タカタ製のエアバッグインフレータの不具合によるリコールが拡大したためという。