トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは1月14日、2015年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は87万3844台。前年比は1.5%減と、5年ぶりに前年実績を下回った。
ブランド別では、トヨタが前年比3%減の81万0085台。レクサスは、前年比20%増の6万3759台と、前年超えを保つ。
トヨタブランドでは、『オーリス』シリーズが、14万2369台。前年比は0.2%増と堅調だった。日本にはないワゴンの『オーリス ツーリングスポーツ』が、支持を集める。
また、主力コンパクトカーの『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)は好調。2015年は20万1271台を売り上げ、前年比は11%増と、2桁の伸びを達成する。
SUVでは、『RAV4』が後退。2015年は、8万5988台を販売。初の10万台超えとなった前年に対して、15%減とマイナスに転じた。
トヨタは2014年半ば、入門車の『アイゴ』新型を欧州で発売。この入門コンパクトカーが2015年、8万8583台を販売。前年比は26%増と大きく伸びている。