スズキは1月19日、同社相良工場が省エネ大賞(省エネ事例部門)「資源エネルギー庁長官賞(共同実施分野)」を受賞したと発表した。
省エネ大賞は、1990年度より優れた省エネ・節電製品や省エネ波及効果の高いビジネスモデルを開発した事業者を表彰してきた。2011年度より「省エネ事例部門」が追加され、企業、工場、事務所等の節電や、優れた省エネルギー活動を推進し、成果を上げた事業者を表彰している。
スズキ、中部電力、メトロ電気工業の3社は、赤外線ヒーター式金型加熱器を共同開発。相良工場のエンジン部品鋳造工程に導入したことで、大幅な加熱時間短縮とエネルギー使用量削減を実現すると同時に、現場作業の省力化と安全性、生産性も向上させた。今回の資源エネルギー庁長官賞(共同実施分野)受賞では、これらの取り組みが高く評価された。
なお、表彰式は1月27日に東京ビッグサイトで行われる。