三菱自動車は東京オートサロン2016に、「自分らしく、アクティブに遊び尽くそう」をテーマとして出展。クロスカントリーラリー「バハ・ポルタレグレ500」に参戦した『アウトランダーPHEV』のラリーカー(レプリカ)を展示した。
ラリーカーは、操縦安定性を向上させるため、前後トレッドを拡大して専用の前後フェンダーを採用。また、走破性を向上させるため、最低地上高をアップさせ、サスペンションストロークを延長し、ラリー専用の大径タイヤを装着することで、ラリーカーらしい迫力あるスタイリングを実現している。
PHEVシステムの主要部品は量産品を採用しているが、ラリーの特性に合わせて制御を変更することで、前後モーターの高出力化、エンジンの高回転化、ジェネレーターの発電量アップによって高性能化を果たし、これらの高性能化に対しては駆動用バッテリーを容量アップさせることで対応する。また、ツインモーター4WD/車両運動統合制御システムS-AWCの制御を変更してトラクション性能を強化し、拡幅及び車高アップと併せ、走破性を向上させた。