東海エレクトロニクスグループは、15日まで開催の「オートモーティブワールド2016」で、同社と組む自動車部品メーカー、エレクトロニクス関連会社などのデバイスを結集させた電動カートを展示。「商社として、顧客の課題やニーズに、チームでトータルに応えるという意味を込めた。今後はこれをソーラー駆動化させる」という。
ミツバの扁平ブラシレスモーターが付くこの電動カートは、ルネサス エレクトロニクスのMCU、キョウデンの基板、ビシェイの抵抗・ダイオード・FET、金子コードのケーブルなどが組まれ、「今後は、ソーラーパネルをルーフのように設置して、太陽光で走れるようなカートにしたい」(同社)という。
同社ブースではこのほか、コージンの車載向けインサート成形基板、フジクラなどの車載用プレスレスフィット・大電流遮断コネクタ、東海テクノセンターの車載用計測システムなどを展示。同社は「エレクトロニクス技術専門商社として、デバイス提案からシステム開発、海外展開サポートまで、顧客のニーズにワンストップで応える」とアピールする。