ドイツの高級車、アウディは12月28日、2016年に総額30億ユーロ(約3960億円)以上を投資する計画を発表した。
アウディの属するフォルクスワーゲングループは、排ガス不正問題に対応する費用が膨らむことを想定し、投資の見直しを発表。アウディも投資計画を精査した上で、必要不可欠な投資は実行する。
およそ30億ユーロの投資の半分は、ドイツの主力生産拠点、インゴルシュタットとネッカーズウルムの両工場に対して行う予定。
さらに2016年、将来の技術開発に携わるエンジニアを、追加雇用する計画。
アウディのルパート・シュタートラーCEOは、「将来の技術に対する高いレベルの投資を続け、ブランドの強固な地位を高めていく」と述べている。