横浜ゴム、ロシア事業低迷で特別損失…通期見通しを下方修正

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横浜ゴム・BluEarth RV-02(参考画像)
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横浜ゴムは、主力のタイヤ事業での販売競争の激化や特別損失の計上の影響で2015年12月期の連結決算を下方修正した。

売上高は前回予想より130億円マイナスの6350億円に下方修正した。収益でも営業利益は50億円マイナスの500億円、経常利益が45億円マイナスの450億円となる見通し。

ロシアの連結子会社が原油価格下落を引き金とするロシア経済停滞影響などにより、事業の収益性が悪化したため、固定資産を減損する。これに伴って固定資産の減損損失約20億円を特別損失として計上する。

また、同社が保有する株式の一部を拠出し、退職給付信託を設定することを決めた。これに伴って退職給付信託設定益として約80億円を連結と個別決算の特別利益に計上する。

最終利益は330億円と前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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