“爆買い”呼び込むビックカメラと春秋グループの提携

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 大手家電量販店のビックカメラは22日、中国・春秋グループとの業務提携と、同グループ傘下の春秋航空日本(Spring Japan)への出資を発表した。

 同グループは中国大手旅行会社の春秋国際旅行社を中心に、春秋航空上海、春秋航空日本、日本春秋旅行などで構成される。今回の業務提携により、春秋国際旅行社で訪日旅行を申し込んだり、春秋航空で訪日する中国人旅行客に対して、ビックカメラの優待クーポン等を優先的に配布・配信することが可能に。また、春秋グループの空港カウンターや機内などにおいてプロモーションも展開される。

 春秋航空はLCCで、現在、春秋航空日本は日本国内で2路線を運航。来年2月には中国内陸部から成田空港への直行便を就航させる予定だ。なお、春秋航空上海は中国・日本間も含む国際線のほか、中国都市間の路線を運航している。

 訪日外国人旅行者の数が年々増加し、中でも中国人はお土産品を大量に購入する“爆買い”に象徴されるようにインバウンドで大きな経済効果が期待される。ビックカメラの今回の動きは、訪日中国人旅行者を日本入国前に囲い込む、あるいは中国人旅行者の訪日を促進するものとして注目される。

《加藤/H14》

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