道南いさりび鉄道、開業時の運行概要を発表…土曜・休日運休を解消

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江差線の経営を引き継ぐ道南いさりび鉄道のロゴマーク。北海道新幹線の開業日にあわせ来年3月26日に開業する。
  • 江差線の経営を引き継ぐ道南いさりび鉄道のロゴマーク。北海道新幹線の開業日にあわせ来年3月26日に開業する。
  • 道南いさりび鉄道は北海道新幹線の部分開業(緑)に合わせ、江差線五稜郭~木古内間(赤)の経営を引き継ぐ。
  • 道南いさりび鉄道はJR北海道からキハ40形気動車を譲り受けて旅客列車を運行する。

JR北海道から江差線の運営を引き継ぐ第三セクターの道南いさりび鉄道は12月18日、開業時の運行計画の概要を発表した。

江差線は五稜郭(北海道函館市)~木古内(木古内町)間37.8kmの鉄道路線。北海道新幹線新青森~新函館北斗間の開業(2016年3月26日)にあわせ、道南いさりび鉄道が経営を引き継ぐ。

発表によると、全ての列車がJR函館本線の函館~五稜郭間に乗り入れるほか、車掌が乗務しないワンマン運行になる。運行本数は上磯~函館間が19本、木古内~函館間が18本の計37本。現在は土曜・休日に限り運休している上磯~函館間の2本は、土曜・休日も運行されるようになる。

また、現行の木古内8時20分発から12時28分発にかけての列車は運行間隔を等間隔に近づけ、最大3時間6分あった間隔が2時間20分に短縮される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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